願
泉
寺
の
歴
史
みなさま、ようこそ願泉寺へお参り下さいました。
寺内町として知られる貝塚の中心寺院として、また”ぼっかんさん”として親しまれております願泉寺は、天正11年(1583)より2年間、本願寺第11世顕如上人をお迎えして、浄土真宗の本山となった由緒ある寺院でございます。
浄土真宗の開祖親鸞聖人の教えは、このわたくしが阿弥陀如来の本願力に救われて、安心のうちに力強く生き抜き、浄土に生まれ変わり仏とさせていただく教えでございます。今、幾多の困難にも立ち向かった先人に改めて思いをいたし、その責任の重さを感じながら、当寺が人々の心のの拠りどころとなれるよう、努力精進してまいりたく存じております。
合掌 第17世住職 卜半了顕
紀泉地方を教化する。
本願寺第10代証如上人より弥陀尊像を下付される。
大坂本願寺より寺内にとりたてられる。
貝塚寺内焦土と化す。
顕如上人一行 大坂本願寺を明渡し、紀州鷺森へ。
顕如上人一行が貝塚へ移られ、これより二年余り貝塚道場は浄土真宗の本山となる。
これにより卜半家が領主として貝塚寺内を支配することとなる。
大工棟梁 三ツ松村 岸上貞由。
平成大修復落慶法要 厳修。